【エンジニアからのコンサル転職】コンサルタント1年目を振り返る

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【エンジニアからのコンサル転職】コンサルタント1年目を振り返る
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はじめに

ぴんくうさぎ
ぴんくうさぎ

やあ、みどりがめ!コンサル転職して1年くらいたったみたいだね。調子はどう?
(辛いんでしょ?はやくエンジニアに戻りなよ!😈)

みどりがめ
みどりがめ

大変な面もあるけど、この短期間でも成長を感じられてるし、総括して
「転職して良かった」と思えてるよ。うさぎもコンサルにおいで(笑)

こんにちは、みどりがめです🐢
エンジニアからITコンサルタントに転職して約1年が経ちました。
年末というキリがいいタイミングでもあるので、この1年間を振り返っていきたいと思います。
コンサルタント転職に興味をお持ちの方、コンサルタントとして活躍されている方、楽しんでご覧いただけますと幸いです。

プロフィール

みどりがめ
みどりがめ

初めてブログを見てくれた方向けに、簡単にプロフィール紹介です!

転職前は2年半ほどエンジニアとして働いていました。期間は短いですが、とても濃い2年半でした。
今年に入ってからコンサルタント会社に転職し、大体1年が経過しました。

エンジニアの時の経験事項はこんなかんじです。

カテゴリ内容
システムWebサービス、社内システム
役割TL、SE、PG
工程要件定義、基本設計、詳細設計、実装、単体テスト、結合テスト、性能試験、リリース、運用、保守
経験技術の概要Java 、Spring Boot、JUnit、JMeter、OpenAPI、Oracle、MySQL、PostgreSQL、MyBatis、Git、GitHub、GitHub Actions、Python、HTML、CSS、JavaScript、React、Next.js
AWS(ECS、S3、Cloud Watch、Athena、Lambda、DynamoDB等)、Terraform、Docker、ActiveDirectory、DDD
エンジニア時代の経験事項

エンジニア時代に取得した資格は以下の通りです。

  • 応⽤情報技術者試験/基本情報技術者試験
  • Oracle Certified Java Programmer, Gold SE11/ Silver SE11
  • AWS Certified Solutions Architect – Associate

※ちょうど去年の今頃に書いた記事になります。興味を持っていただけた方はぜひご覧ください。

※転職活動については以下の記事で記載しております。もしご興味ありましたらご覧ください。

【若手エンジニア向け】市場価値UP&転職力UPで内定を勝ち取る!キャリアブースト戦略|🐢みどりがめ🐢エンジニア→ITコンサルへ
はじめに 概要 こんにちは。みどりがめと申します。 本記事ではエンジニアとして2年間働いた筆者が、どのようにして転職活動を行い成功させたのか、その戦略を余すことなく赤裸々に公開したいと思います。 私の...

コンサルタント1年目を振り返って

案件概要

間は2年半、ステークホルダー4桁の大規模な案件です。
ウォーターフォールの開発で参画当初はプロジェクト方針検討段階です。
私たち、コンサルタントはプロジェクトは、クライアントの業務プロセス全体を最適化し、効率化を図ることを目的として参画しました。

チームの体制

自社から参画しているコンサルタントは上司2人と私の3人体制で初期メンバーとして参画しました。途中で増員し、10人ほどになりました。私も2人のメンバーのマネジメントをすることになりました。

業務内容

一言でいうとPMOです。ただ、プロジェクトにおける進捗や課題の管理や推進をする訳ではなく、どちらかというとあっちこっちで起きている課題を解決する動きを求められました。
基本的にタスクは振られないので、自分から作りに行きます。
例えば、各チーム間のコミュニケーション不足が原因で進捗が停滞している場合、その原因を特定し、解決のための会議設計やアクションプランを自ら提案、実行していきました。
課題を洗い出して、優先度付けして、スケジュールを決めて、内部での割り振りをして、実行する。このサイクルをブンブン回していきます

具体的に何をしたかというと、内部のプロセスやルール改善が多かったです。たとえば、要件定義の段階で顧客側の認識にバラツキがあり、それが設計フェーズに進む際の大きなリスクとなっていました。この問題を解消するために、関係者間での共通理解を促進するプロセスを新たに設計しました。また、課題管理では担当者が不明確な状況が頻発し、責任の所在が曖昧になるケースが多かったため、明確なルールを策定して運用に落とし込みました。

ちなみにソースコードを見ること、触ることは1年通してほとんどなかったです。一部、Excelの自動化のためにマクロを入れる等をしたくらいですかね・・・もう実装はデキマセン笑

成長したこと

  • ドキュメンテーション
    毎日資料を作って、上長レビューして、お客さんと会議しての繰り返しで、資料作成速度はかなり高まりました。肌感初期の3倍くらい。
  • 会議ファシリテーション
    ざっくりとした課題について原因分析、対策案を考えるような会議のファシリテーションを繰り返し行うことである程度はうまくまとめられるようになってきたかもしれません・・・
    (まだまだな部分も多くありますが)
  • メンバーマネジメント
    夏くらいからはメンバーが2人つき、プレイングマネージャーのような役割を求められました。コンサルは抽象的なタスクが多いのでレビューがとても難しかったです。例えば、メンバーが作成した資料で論理の飛躍が見られた際には、なぜその結論に至ったのかを深掘りし、適切な補足データや根拠を追加するよう指導しました。目的に対して要素を分解してどうあるべきかを考えていけば、必然と効果的なコメントを出せるようになりました。

大変だったこと

  • 単価が高い→期待値も高い
    言うまでもなく、コンサルタントは単価が高いです。(私自身もエンジニアからコンサルになっただけで2倍以上の単価です。)当然、期待値も高いです。参画したメンバーの半数くらいはパフォーマンス不足で切られちゃったり、入れ替わったり何かしらトラブルが起きています・・・
  • 圧倒的なスピードを求められる
    毎日、顧客打ち合わせのため会議設計、資料作成、上長レビューをブンブン回すのに慣れるまで本当に苦労しました。(3ヶ月くらいは土日に何も仕事をしない週はなかったですね)
  • メンバー育成との両立
    顧客から期待される質、スピード、メンバーの育成も踏まえたタスクの割り当ての加減が難しかったです。最悪巻き取ってしまうこともありましたが、できればこんなことがないようにしたいですね。

評価

5段階評価で平均4.8(5、4、5、5、5)をいただくことができました。頑張ってよかった。感謝です⭐️

結局転職してどうだったか

会社内でも未経験からのコンサル転職者の1/3くらいはパフォーマンス不足で早期の現場切り替え、最悪の場合退職しているイメージです。そのくらいリスクがある中で、何事もなく、コンサルタントとして充実した1年を送れただけで満足しており、転職成功と捉えています。

コンサルタントは向き不向きがあって私はたまたま合っていただけだと思います。エンジニアからコンサルタントの転職は慎重に行なった方が良いとは思います・・・

来年の目標

とりあえず、昇進したいです。が、こればっかりは運も絡むのでなんともわからないですね。
あとはコンサルの先のキャリアについてもより明確にしていけたらいいなと思っています。

本業外の活動

PMPの取得

PMPを取得しました!20代で保有していると驚かれることが多いです。
受験条件は厄介ですが、試験自体はそこまで難しくはありません。おすすめです!

読書

今年はたくさんのビジネス書を読みました。ポータブルスキルを伸ばす目的であれこれ読んでいたのですが、実際に実務に活きたかは正直わかりません(笑)技術と違ってすぐに実践で活かすことは難しく感じました。

終わりに

本記事はここまでとなります。
正直、すぐに「エンジニアに戻りたい!」とか思わなくて良かったとホッとしてます。また、一区切りしたタイミングでこのような雑談記事を書いていきたいと思いますので、暖かく見守っていただけると嬉しいです。

また、もしよろしければtwitterもフォローしていただけると嬉しいです!🐢

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