ITコンサルタントにおすすめの資格13選!難易度別に徹底解説!

ITコンサルタントにおすすめの資格13選!難易度別に徹底解説! キャリア
ITコンサルタントにおすすめの資格13選!難易度別に徹底解説!
スポンサーリンク

はじめに

みどりがめ
みどりがめ

本記事ではITコンサルタントにおすすめの資格試験を紹介していくよ!

こんにちは。みどりがめです🐢
ITコンサルタントとしてのキャリアを築く上で、資格取得は重要なステップの一つです。資格は専門知識やスキルを体系的に学ぶきっかけとなるだけでなく、自身の能力を客観的に証明する手段にもなります。また、クライアントや同僚からの信頼を得たり、プロジェクトでの発言力を高めたりする際にも大きな助けとなります。

本記事では、ITコンサルタントとしての成長を目指す方に向けて、おすすめの資格を「基本編」「応用編」「技術編」の3つのカテゴリーに分けてご紹介します。自分のキャリアの段階や目標に応じて、適切な資格を選んで挑戦してみてください。

基本編

ITコンサルタントとしてキャリアをスタートする際、基礎を固める資格取得は非常に重要です。ここでは、ITの基礎知識やプロジェクトマネジメント、サービス運用管理の基本を学ぶために役立つ4つの資格をご紹介します。未経験〜実務1.2年程度の方におすすめの資格です。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験(FE)は、ITの基礎知識を測定する日本の国家資格で、情報処理技術者試験の一部です。プログラミング、アルゴリズム、ネットワーク、データベース、セキュリティなど、IT業界での基本的な技術を習得するための試験です。特に初心者向けで、IT業界でのスタートにおすすめです。

HP: 基本情報技術者試験公式サイト

試験形式CBT方式
試験時間科目A:90分、科目B:100分
受験料7,500円(税込)
難易度初級 (勉強時間: 約100–200時間)
得られるスキルIT基礎知識、アルゴリズム、ネットワークの基本
おすすめの人IT業界初心者、または体系的な基礎知識を固めたい人

下記の記事で私が基本情報技術者試験を受験した際の合格体験記を記載しています。
気になる方は合わせてご覧ください。

ITコーディネータ

ITコーディネータ資格は、企業の経営課題をITを用いて解決する能力を証明する資格です。単なる技術者ではなく、経営視点でのIT戦略を立案し、実行できる専門家としてのスキルが求められます。主に、中小企業や組織内でのIT活用支援を行う役割です。ITと経営を橋渡しする能力を育む資格です。

HP: ITコーディネータ協会公式サイト

試験形式多岐選択問題
試験時間120分
受験料19,800円(税込)
難易度初級 (勉強時間: 約50時間)
得られるスキルIT導入のプロジェクト管理、経営視点でのIT提案
おすすめの人経営とITの橋渡し役を目指す人

CompTIA Project+

CompTIA Project+は、IT分野におけるプロジェクト管理に特化した資格です。PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)の基礎的な理解を提供し、プロジェクトの立ち上げから完了までの管理方法を学びます。小規模から中規模のプロジェクトマネジメントを行うための基本的な知識を習得することができます。

HP: CompTIA公式サイト

試験形式多肢選択式
試験時間90分
受験料約38,000円(為替レートによる)
難易度初級–中級 (勉強時間: 約100–200時間)
得られるスキルプロジェクト計画、リスク管理、チーム運営
おすすめの人プロジェクト管理に関心がある初心者

ITILファンデーション

ITIL(Information Technology Infrastructure Library)は、ITサービス管理に関するベストプラクティスを提供するフレームワークです。ITILファンデーションはその基本概念を学ぶ入門的な資格で、ITサービスを効率的に提供・管理するための基礎を固めます。ITILを理解することで、ITの運用効率を高める方法を学びます。

HP: ITIL公式サイト

試験形式多肢選択式
試験時間75分
受験料約50,000円(為替レートによる)
難易度初級 (勉強時間: 約20–50時間)
得られるスキルITサービス管理、インシデント管理
おすすめの人IT運用に携わる人、またはITサービス提供の基礎を学びたい人

応用編

基礎を固めた次のステップとして、実務での応用力を高める資格に挑戦するのがおすすめです。高度な専門知識や経営視点でのスキルを学べるこれらの資格は、ITコンサルタントとしての幅広い業務に役立ちます。実務経験3~10年程度の方におすすめです。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験(AP)は、基本情報技術者試験を一歩進めたレベルで、実務で役立つ知識と技術を測る試験です。システム設計、セキュリティ、データベース管理、プロジェクト管理など、より高度な技術と問題解決能力が求められます。中堅のITエンジニアにとって必須の資格であり、業務上の実力証明として有効です。

HP: 応用情報技術者試験公式サイト

試験形式多肢選択式、記述式
試験時間午前150分、午後150分
受験料約7,500円(税込)
難易度中級 (勉強時間: 約200–400時間)
得られるスキルIT戦略、セキュリティ、システム設計等
おすすめの人基本情報を取得済みでさらに知識を深めたい人

私が取得した際の合格体験記も合わせてご覧ください。

ITストラテジスト

ITストラテジスト試験は、IT戦略を立案・実行するための高度な専門知識を認定する資格です。企業の経営戦略に沿ったIT戦略を策定し、技術的な側面だけでなく、経営的な視点も求められるため、経営層との連携や全社的なITガバナンスに関わる役割が期待されます。

HP: ITストラテジスト公式サイト

試験形式多肢選択式、記述式
試験時間午前90分、午後210分
受験料7,500円(税込)
難易度上級 (勉強時間: 約500–800時間)
得られるスキルIT戦略、経営視点でのシステム設計
おすすめの人経営層へのIT提案を目指す人

プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャ試験は、ITプロジェクトの管理に関する高度な知識と技術を証明する資格です。プロジェクトの計画、実行、監視、終了の全てのフェーズにおいて、リスク管理やスケジュール管理、品質管理の技術が求められます。この資格を持つことで、大規模なITプロジェクトをリードする能力が証明されます。

HP: プロジェクトマネージャ公式サイト

試験形式多肢選択式、記述式
試験時間午前90分、午後210分
受験料7,500円(税込)
難易度上級 (勉強時間: 約400–600時間)
得られるスキルプロジェクト計画、進捗管理、リスク管理
おすすめの人プロジェクトの全体統括を目指す人

PMP (Project Management Professional)

PMP資格は、世界中で認知されているプロジェクトマネジメントの国際資格です。PMI(Project Management Institute)が提供するこの資格は、プロジェクト管理の最も広く知られた標準に基づいており、リスク、スケジュール、品質、資源、コストの管理に関する知識を証明します。特に国際的なプロジェクトマネジメントを行う場合に有利です。

HP: PMP公式サイト

試験形式多肢選択式
試験時間230分
受験料約60,000円(為替レートによる)
難易度上級 (勉強時間: 約200–500時間)
得られるスキルプロジェクト管理、チームマネジメント
おすすめの人グローバルなプロジェクト管理スキルを身につけたい人

合格体験記は以下です。対策時にはぜひご覧ください。

中小企業診断士

中小企業診断士は、企業の経営診断を行い、改善提案を行うための国家資格です。IT業界においては、ITを活用した経営改善やデジタルトランスフォーメーション(DX)の提案が求められることが多く、経営戦略の立案や問題解決に役立つ資格です。特に中小企業を対象にしたコンサルティングを行う際に役立ちます。

HP: 中小企業診断士公式サイト

試験形式筆記試験と口述試験
試験時間科目により異なる(公式参照)
受験料1次試験で14,500円、2次試験で17,800円
難易度上級 (勉強時間: 約800–1,200時間)
得られるスキル経営戦略、財務分析、マーケティング
おすすめの人経営視点での提案を行いたい人

技術編

専門性を深めながら、実務での応用力や最新技術の知識を習得することができます。ITコンサルタントとしてのスキルを一段と高めるために、実務に必要な資格、自身の目指すキャリアに応じた資格に挑戦してみてください。

AWS認定資格

AWS(Amazon Web Services)のクラウドサービスに関する知識を証明する資格です。AWSは世界中で非常に人気のあるクラウドプラットフォームであり、そのスキルを証明することはクラウドインフラストラクチャやアーキテクチャの設計に役立ちます。基礎から上級まで多様なレベルの資格があり、クラウドエンジニアとしてのスキルを証明できます。

HP: AWS認定資格公式サイト

試験形式CBT方式
試験時間試資格ごとに異なる
受験料試資格ごとに異なる
難易度初級–上級 (資格ごとに異なる)
得られるスキルクラウド構築、運用、セキュリティ管理
おすすめの人クラウド分野でキャリアを築きたい人

SAAを取得した際の記事を以下に記載しています。合わせてご覧ください。

Oracle Master

Oracle Masterは、Oracle社のデータベースに関する知識を証明する資格です。Oracleデータベースは企業の重要な情報を管理するシステムとして広く利用されており、管理者や開発者が必要とする専門的なスキルを身につけることができます。特に大規模システムの運用を担当する人にとって有用な資格です。

HP: Oracle公式サイト

試験形式CBT方式
試験時間資格ごとに異なる
受験料資格ごとに異なる
難易度初級–上級 (資格ごとに異なる)
得られるスキルOracle Databaseの設計、運用
おすすめの人クラウド分野でキャリアを築きたい人

Oracle Java SE

Java SE(Standard Edition)の資格は、Javaプログラミングに関する知識を証明する資格です。オブジェクト指向プログラミングの基本から、Javaを利用したアプリケーション開発に必要な技術まで、幅広いスキルを習得できます。Javaは多くの企業システムで利用されているため、開発者としての実力を証明する上で非常に有効です。

試験形式CBT方式
試験時間資格ごとに異なる
受験料約資格ごとに異なる
難易度初級–上級 (資格ごとに異なる)
得られるスキルJavaプログラミング、オブジェクト指向設計
おすすめの人Javaを使った開発業務でキャリアを築きたい方

私はJava Silver、Goldを取得しています。合格体験記も記載しておりますので、ぜひご覧ください。

CCNA

CCNAは、Cisco Systemsのネットワーク機器を扱う技術に関する資格です。ネットワークの設計、構築、トラブルシューティングに関する基本的な知識と技術を学べます。特にネットワークエンジニアやITインフラの運用に関心がある人にとって重要な資格であり、Cisco機器を扱う企業でのキャリアを築く際に役立ちます。

試験形式CBT方式
試験時間120分
受験料42,900円
難易度中級
得られるスキルネットワークの設計、構築、トラブルシューティング
おすすめの人ネットワークに関連する業務でキャリアを築きたい方

終わりに

本記事はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
引き続き、IT業界のあれこれを定期的に発信していきますのでよろしくお願いします!
また、もしよろしければtwitterもフォローしていただけると嬉しいです!🐢

コメント