エンジニアからコンサルへ!エンジニア時代とのギャップ、コンサルのリアルを徹底解説!

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はじめに

ぴんくうさぎ
ぴんくうさぎ

やあ、みどりがめ!コンサル転職して1年くらいたったみたいだね。調子はどう?
コンサルって仕事は大変でお金はたくさんもらえるイメージだけどやっぱそんな感じなの?

みどりがめ
みどりがめ

想像通りだったこと、想定外だったところ
色々あるな〜ちょっと整理してみようかな!

こんにちは、みどりがめです🐢
エンジニアからコンサルタントに転職して1年が経ちました。
実際に働いてみて、転職前に想像していた通りだったこと、ギャップがあったことなどたくさんの発見がありました。本記事では、エンジニアとコンサルの働き方の違いや、コンサルタントに求められるスキル、向き不向きについて、私の実体験をもとに解説していきます。あくまで私個人の考えですので、参考程度に楽しみながら閲覧いただけると嬉しいです!

働き方の違い

成果物の求められる質・スピードが違う

コンサルタントの仕事は、基本的に数時間後のデッドラインに向けて必死に取り組むことの連続です。

エンジニア時代は数日~数週間単位でのタスク管理が一般的でしたが、コンサルでは会議ごとに資料を更新し、短時間で高品質なアウトプットを求められるので、毎日複数の締め切りがある感覚です(笑)

単価が高い分、スピードと質の両方を求められるのは当然とも言えますが、最初はその程度の高さに苦労しました。

また、プロジェクト参画時に求められるキャッチアップの速度にもエンジニアとは大きなギャップがありました。エンジニアは最初の2~3日かけて環境構築、数週間かけてシステムの全体像を大方理解できればまあOKな感覚でした。
コンサルは参画前から業界知識や企業のキャッチアップを求められ、参画後わずか数日で顧客と議論できる状態にもっていかなければなりません。

残業時間はその人次第

コンサルの残業時間については、少ない月は20時間程度で済むこともありますが、繁忙期には土日もみっちり働くこともあります。私の場合はエンジニア時代と比較するとそれなりに増加した気がします。

ただ、重要なのは「成果さえ出せばなんでも良い」という点です。効率的に進められれば、無理な残業をする必要はなく、自分の裁量次第で調整できる部分も大きいです。私の先輩は早い時には定時の2時間前くらいには帰宅しています。私も早く裁量労働ばんざいって言いたいです!

仕事内容・期待値の違い

作業者から管理者へ

コンサルタントは基本的に単価が高いため、クライアントの社員以上の成果を求められます。単なる作業者ではなく、全体を俯瞰しながら課題解決に取り組み、マネジメント系の役割を担うことも多いです。そのため、視座を高く持ち、価値を提供し続ける意識が求められます。

クライアントの期待を超える成果を出すため、プロジェクト全体を管理する役割も求められます。スケジュールやリスク管理、関係者調整など、技術的な業務だけではなくマネジメント面でも高いスキルが必要です。

高い期待値

コンサルタントの単価はエンジニアと比較にならないくらい高く設定されているため、それに見合うだけの成果を求められます。単に依頼された業務をこなすのではなく、クライアントの期待を超える付加価値を提供しなければなりません。

特に、クライアントの上層部と接する機会が多く、経営視点での課題解決が求められるため、専門知識だけでなくビジネス全体を俯瞰する力が不可欠です。また、単価が高い以上、成果物のクオリティも極めて厳しくチェックされ、曖昧な表現や根拠の乏しい提案は通用しません。

さらに、単価の高さゆえに「即戦力」としての役割が期待され、学習コストや教育期間をかけてもらうことはほぼありません。そのため、常に最新の知識をキャッチアップし、自ら学び続ける姿勢が求められます。

年収の違い

コンサルに転職して最も明確な変化の一つが年収の向上です。転職前から「コンサルは年収が高い」と言われていましたが、実際に働いてみてもその通りでした。さらに、評価が良ければ3桁万円単位で年収がアップすることも珍しくなく、成果次第で大きく収入を伸ばせる環境です。

評価制度の違い

エンジニアの世界でも成果主義が浸透している企業は多いですが、コンサル業界の評価制度はそれ以上にシビアです。特に、求められるパフォーマンスに達していない場合の対応は迅速かつ厳格で、結果を出せなければ容赦なく入れ替えが行われます。

私が最初に参画したプロジェクトでは10人以上参画して、半分以上は交代または契約終了になってしまいました。明日は我が身の思いで仕事をしています。

新しい環境への適応が遅い人や、アウトプットの質が安定しない人は、短期間でプロジェクトから外れることも珍しくありません。一方で、優れた成果を出し続けることができれば、短期間での昇進や大幅な昇給も可能で、実力次第でキャリアを大きく伸ばせる環境です。

育成・指導が難しい

コンサルの仕事は抽象度が高く、エンジニア時代のように「正解のあるコードレビュー」を行うわけではありません。そのため、メンバーの育成や成果物のレビューが非常に難しく感じます。

特に、課題の本質を見極めたり、論理的なストーリーを組み立てたりする力は、一朝一夕で身につくものではありません。指導する側も、単に答えを示すのではなく、「どうフィードバックすれば相手が自ら考え、成長できるか」を常に意識しながらアプローチする必要があります。

コンサルに向いている人・向いていない人

この記事を読んでいる方の中には、コンサルに興味を持っている方も多いと思います。
最後に、私の経験をもとに「コンサルに向いている人・向いていない人」の特徴を紹介します。

私自身はたまたま合っていましたが、周りを見ても本当に早期退職が多い業界です。転職を考えている方は、自分の適性をしっかり見極めることをおすすめします。

向いている人の特徴

  • 向上心が高い
    高い要求水準の中で働くことで、論理的思考やコミュニケーション能力は急速に成長します。短期間で自分を成長させたいと考える人には非常に刺激的な環境です
  • 会議のファシリテーションが得意
    クライアントとの打ち合わせが多いため、議論をリードしたりすることが求めれます
  • 論理的思考力が高い
    抽象的な課題を整理し、論理的に説明するスキルが必要です。課題に対して理路整然とアプローチできることが求められます
  • 頭の回転が速い
    短時間で多くの情報を処理し、最適なアウトプットを出す力が必要です。限られた時間内に効率的に結論を出せることが重要です
  • 不確実性の高い環境に適応できる
    状況や要求が常に変化するため、その変化に柔軟に対応できる適応力が求められます
  • プレッシャーに強い
    短期間で高い成果を求められる環境なので、ストレス耐性やプレッシャーへの対応能力が必要です。プレッシャーに対してワクワク感じちゃう人にはもってこいです

向いていない人の特徴

  • 黙々と作業するのが好きな人
    コンサルタント業務はチームでのディスカッションが多いため、一人で作業に集中したい人には厳しい環境かもしれません。周囲と協力して進める仕事が中心です
  • 不確実性が苦手な人
    日々刻々と状況が変わるため、一定のルールに従って安定して働きたい人には向かない場合があります。変化に対応できる柔軟性が求められます
  • 指示待ちタイプの人
    コンサルタント業務では、主体的に考えて行動することが求められます。指示を待っているだけでは成果を出すことは難しく、自ら問題を見つけ解決策を提案する姿勢が重要です

終わりに

本記事はここまでとなります。
正直、すぐに「エンジニアに戻りたい!」とか思わなくて良かったとホッとしてます。また、一区切りしたタイミングでこのような雑談記事を書いていきたいと思いますので、暖かく見守っていただけると嬉しいです。

また、もしよろしければtwitterもフォローしていただけると嬉しいです!🐢

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