はじめに
SES企業はブラックなイメージが強いな。メリットなんてあるの?
実は、SIerや自社開発にはないメリットがたくさんあるんだよ!
こんにちは。みどりがめです🐢
最近、SES企業について悪く言うツイートや記事がより一層、目立つように感じます。
今回はそのようなツイートや記事に対抗するべく、SES企業に勤めている私が考えるSES企業のメリットを紹介します。「SES企業への入社を迷われている方」、「転職活動中の方」是非ご覧ください!!
前提条件
本記事で紹介するメリットは、ホワイトなSES企業であることを前提としています。
具体的には、以下のような条件を満たす企業です。
- 評価制度、給与制度が確立している。
- エンドユーザーの顧客が多い。
- 業績が安定している。
- 平均勤続年数が高い。
- 平均残業時間が少ない。
- 有給取得率が高い。
- 研修期間や待機期間でも給与が全額支給される。
- エンジニアが望むキャリア、現場を考慮してくれる。
SES企業は一部のブラック企業がどうしても目立ってしまいますが、ホワイトな企業もたくさんあります。本記事ではホワイトなSES企業であることを前提にメリットを挙げていきます。少しでもホワイトSES企業に入る確率を上げるためには以下の記事を参照してください。
未経験からの入社難易度が低い(実務経験を早く積める)
IT業界では、どうしても実務経験の年数が経歴として重視される傾向にあります。
実務未経験で学習期間3年よりも実務経験半年の方が評価されると言われています。
そのためエンジニアとして市場価値を高めるためには、実務未経験のレッテルをいかに早く剥がせるかが重要になってきます。
また、エンジニアとしての成長曲線も、独学と実務では段違いで異なります。独学時は仕事や学校の合間に、なんとか時間を作ってコツコツ学習されると思います。エンジニアとして働き出すと、一日8時間は強制的に勉強しているようなものですので、時間だけで考えても差は歴然ですね。
前置きが長くなりました。ここからが本題です。
先ほど、エンジニアとしての市場価値を高めるためには、実務未経験のレッテルをいかに早く剥がせるかが重要と述べました。SES企業はこの観点において、自社開発やSIerよりも勝ると考えています。
SES企業は、自社開発、SIerに比べて学習習熟度が低くても、未経験で内定を得られる確率が高いです。SIerや自社開発に入るには1~2年の独学期間を設ける方が多いですが、SES企業の場合、数ヶ月〜半年程度で十分入社可能です。
(当然、人それぞれ1日の学習量やポテンシャルも違います。独学期間は参考程度としてください。)
いくつかプロジェクトを経験すると、未経験との市場価値は雲泥の差です。
1〜2年SESで修行してその後にキャリアアップとして、自社開発やSIerに転職される話もよく聞きます。
幅広いスキルを身につけることができる
SES企業のエンジニアは人や現場により幅がありますが、数ヶ月〜数年で現場を移動します。
いろいろな企業、エンジニアと出会い、一緒に仕事をすることで幅広く専門的な知識、スキルを身につけることができます。会社が変わると、使用技術はもちろんですが、雰囲気や使用するツールなども変わり、新たな発見や気づきが多く得られます。
プロジェクトは「用件定義などの上流工程を経験できるもの」や「プログラマとして一日中コードを書くもの」、「運用、保守系」など様々な経験をすることができます。
また、自社開発企業ですと、新しい環境や技術を求めるために1~2年で転職活動をされる方も多くいます。履歴書上は変わらずに様々な企業、エンジニアに出会うことができることはSES企業のメリットだと考えます。
フリーランスとして活動するイメージが持てる
エンジニアを目指す方で、最終的な目標として「フリーランス」を掲げる人は多くいるでしょう。
フリーランスのエンジニアとして働く場合、客先常駐形態での受注から始める方が多いです。
一般的にSES企業のエンジニアやフリーランスエンジニアが客先に常駐する場合、配属前にお客さんと顔合わせ(実質、面接)を行います。
SES企業に入社すると、顔合わせのスキルシートの作成や、顔合わせ対策を必然的に行う必要があります。これは、フリーランスとして活動する際も同様です。また、SES企業では営業活動、単価交渉などは営業が行いますが、フリーランスエンジニアはこれらを自分で行います。
SES企業のエンジニアは、どのように営業活動が行われているか、単価が決定されるか直接経験することはできません。ただ、営業も同じ社内の方ですし、質問はいくらでもできる環境にあります。知識として蓄えることは十分可能です。
これらの経験はフリーランスとして動き出した時に生きてくることでしょう。
最悪、職場を変えることができる
これはIT業界に限った話ではないですが、会社で働いてみないと分からないことは多くあります。
人間関係、労働環境、残業時間など様々な不満を抱える可能性がどの企業にもあります。
SES企業はあくまで派遣形態ですので、現場の切り替えは比較的容易に行うことができます。もちろん、プロジェクトや契約の区切りのタイミングで退場することが望ましいですが、最悪、プロジェクトの途中でも現場を切り替えることが可能です。
自社開発やSIerだと、いつも同じ職場の人と仕事をすることになり、変えるにはそれなりに労力が伴なります。人間関係は特に運要素があり、切り替える場合には転職が必要になります。
終わりに
本記事はここまでとなります。参考になる内容が1つでもあれば嬉しく思います。
ご覧いただきありがとうございました。ご指摘等がございましたら頂けますと嬉しいです。
引き続き、プログラミングについて定期的に発信していきますのでよろしくお願いします!
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