はじめに
Javaを学習してエンジニアを目指そうと思うんだけど、
どのようなことを勉強すればいいの?
今回は、未経験からエンジニア転職を目的としたJavaの学習方法、教材等を紹介していくよ!
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す方向けのロードマップを紹介します。
対象言語はJavaとしていますが、バックエンドであれば大枠の方針は変わらないので、ご自身の学習予定の言語に置き換えていただければと思います。
参考:下記にJavaの学習にあたりお勧めの書籍を掲載しています。宜しければ併せてご覧ください。
概要
本章では、ざっくりとポートフォリオ作成までにどのような手順が必要かを紹介します。
次章以降で、各項目についての具体的な学習方法を記載していきます。
- プログラミングを知る
Progateというオンライン学習サービスを利用して、プログラミングがどんなものかという感覚を掴んでいきます。
- Javaの基礎を学習する
このロードマップの中で最も重要な箇所です。条件文やfor文、オブジェクト指向などJavaの基礎を学習していきます。このフェーズでしっかり基礎を叩き込んだかどうかが、この後のフェーズに大きく影響してきます。インプットよりもアウトプットを重視して、空でも手を動かせることを目標にしていきましょう。
- 最低限のHTML,CSSを学習する
最低限、HTMLの基本的なタグの使い方、CSSの適用方法を理解できれば問題ありません。
後ほどのSpring Bootの学習、ポートフォリオ作成フェーズで使用しているうちに必要な事項は身についていきます。
- ターミナル操作、Gitを学習する
ターミナル操作ではコマンドベースのディレクトリ作成、ファイル操作等を身につけます。
のちほどのデプロイフェーズで使用する知識となります。
また、ソースコード管理ツールとして、多くの現場で使用されるGitについても学習していきます。
- SQLを学習する
データベースを操作するためのSQLを学習していきます。SQLについては短期間でアウトプット中心の学習をすることで効率よく身に着けることができます。データの挿入、削除、更新処理について一通り、空で書けることを目指しましょう。
- Spring Boot(Javaのフレームワーク)を学習する
一般的に、Webサイトを作成する場合、フレームワークを使用することが多いです。
フレームワークを使用することで、効率よくWebサイトを作成することができます。JavaのWebサイト開発で最も主流なフレームワークである「Spring Boot」について学習していきます。
プログラミングを知る
Progateというオンラインサービスを利用していて、プログラミングがどのようなものか感覚を掴んでいきます。
下記のリンクより、Javaの学習レッスンを確認できます。I〜Vまであり、可能であればVまで取り組んでいきましょう。何周するかは特に重要ではありません。8割くらい理解できるまで行いましょう。また、ここでは、あくまで「プログラミングを知ること」が目的ですので、「道場モード」はこの時点では不要です。
Javaの基礎を学習する
Progateで学習した事項を復習しつつ、アウトプットを繰り返し行うことで知識を定着させていきます。
条件文やfor文、オブジェクト指向などJavaの基礎を学習していきます。このフェーズでしっかり基礎を叩き込んだかどうかが、この後のフェーズに大きく影響してきます。インプットよりもアウトプットを重視して、空でも手を動かせることを目標にしていきましょう。
また、この時点でIDE(開発ツール)をご自身の環境に導入することをおすすめします。
おすすめはEclipseです。
https://mergedoc.osdn.jp/
以下におすすめの書籍やオンライン教材を記載します。
①スッキリわかるJava入門 第3版 (スッキリわかる入門シリーズ)
書籍派の方はほぼこちら一択といっても過言ではないくらい人気商品です。
どうして?なぜ?を深ぼって解説していてとにかく分かりやすいので、分厚いですがサクサク進めることができます。②、③には含まれないオブジェクト指向についてもしっかりと解説されています。演習問題が一番重要ですので、しっかり取り組んでいきましょう。
②Java超初心者でも大丈夫!挫折させないJavaプログラミング講座~基礎固め編~
動画派の方はこちらの②か③になります。
こちらの講座は豊富な図解と丁寧な解説、多量の演習問題が魅力的な講座です。
オブジェクト指向については、姉妹講座があるので併せてチェックしましょう。
③【本質からわかる!】現場で使えるJavaプログラミングマスター講座:詳説・基礎文法編
こちらの講座はJavaの基礎的な知識について本質的なことまで理解したい人におすすめです。
こちらもオブジェクト指向については別途学習する必要があります。
④各種演習サイト
私の記事の中でも、以下にJavaの演習問題を掲載しています。各単元の学習が済んだら知識の定着のために是非取り組むと良いでしょう。
また、以下のサイトも演習問題が豊富でおすすめです。
最低限のHTML,CSSを学習する
バックエンドのエンジニアでも最低限のHTML,CSSの知識は必要です。
特にフォーム周りを重点的に学習しましょう。但し、ここに時間を割き過ぎるのは得策ではないので、
短期間で集中的に取り組んでいきましょう。
下記のProgateの初級から中級まで、またはドットインストールで学習していくと良いでしょう。
ターミナル操作、Gitを学習する
ターミナル操作ではコマンドベースのディレクトリ作成、ファイル操作等を身につけます。
のちほどのデプロイフェーズで使用する知識となります。
また、ソースコード管理ツールとして、多くの現場で使用されるGitについても学習していきます。
学習教材としては、以下のUdemyが大変おすすめです。
①もう怖くないLinuxコマンド。手を動かしながらLinuxコマンドラインを5日間で身に付けよう
②Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
SQLを学習する
データベースを操作するためのSQLを学習していきます。SQLについては短期間でアウトプット中心の学習をすることで効率よく身に着けることができます。SQLは「Javaの基礎を学習する」で紹介したスッキリわかる入門シリーズの姉妹本がおすすめです。これ一冊をしっかり身につければ、未経験からのエンジニア転職に必要な知識は十分身に付きます。
Spring Boot(Javaのフレームワーク)を学習する
JavaのWebサイト開発で最も主流なフレームワークである「Spring Boot」について学習していきます。Spring Bootの学習教材としては以下がおすすめです。
ここまでこなせば、未経験からJavaエンジニアとして転職するための技術はついています。
あとは必要に応じてポートフォリオを作成し、転職活動に励むのみです。
①Spring 入門 ~ SpringBoot 2 を使ってお問い合わせアプリとToDoアプリを作る ~
②IntelliJ ではじめる Spring Boot:課題管理アプリを作って学ぶWebアプリケーション開発の基礎
終わりに
本記事はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。ご指摘等がございましたら頂けますと嬉しいです。
引き続き、プログラミングについて定期的に発信していきますのでよろしくお願いします!
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