はじめに
Spring Bootで開発を始めたのだけど、
controllerに書く@GetMappingとか@PostMappping
の違いがよくわからない!
Mapping系のアノテーションだね!
よし、今回はGetやPost以外にも代表的なものの
違いを見ていくよ!
この記事では、Spring Bootによる開発では欠かせないMapping系統のアノテーションについて解説します。
代表的なものとして@RequestMapping、@GetMapping、@PostMapping、@PutMapping、@DeleteMappingがありますが、いずれも共通する点としてURLとコントローラーのクラスやメソッドを紐づける役割を担います。本記事でそれぞれの違い、特徴をしっかり理解しましょう。
前提
初めに本記事で使用するサンプルコードを掲載します!
あくまでMapping系のアノテーションの説明がテーマなので、説明に必要なControllerクラスのみとさせていただいております。また、全部読まなくても問題ございません。赤字の部分に着目してください。
以降で赤文字部分の①〜⑤について解説します。
@RestController
@RequestMapping("/api-sample") //・・・①
public class ApiSampleController {
@Autowired
ApiSampleService apiSampleService;
@GetMapping("/{id}") //・・・②
public ResponseEntity<ApiSampleModel> searchTopicById(@PathVariable Integer id){
ApiSampleModel model= apiSampleService.findById(id);
return ResponseEntity.ok(model);
}
@PostMapping("/createTopic") //・・・③
public ResponseEntity<ApiSampleModel> createTopic(@RequestBody ApiSampleForm form){
ApiSampleModel model = apiSampleService.addTopic(form.getTitle(),form.getContent());
return ResponseEntity.status(HttpStatus.CREATED).body(model);
}
@PutMapping("/{id}") //・・・④
public ResponseEntity<ApiSampleModel> editTopic(@PathVariable Integer id,@RequestBody ApiSampleForm form){
ApiSampleModel model = apiSampleService.updateTopic(id,form.getTitle(), form.getContent());
return ResponseEntity.ok(model);
}
@DeleteMapping("/{id}") //・・・⑤
public ResponseEntity<Void> deleteTopic(@PathVariable Integer id){
ApiSampleModel model = apiSampleService.deleteTopic(id);
return ResponseEntity.status(HttpStatus.NO_CONTENT).build();
}
}
@RequestMapping
@RequestMappingは主にクラスとクラスパスを紐づける役割を担います。
赤文字のRequestMappingを記載することでこのクラスへのリクリクエストのURLは「http://ドメイン/api-sample/○○○」となります。
@GetMapping
@GetMappingはメソッドとGETの処理を行うURLを紐づける役割を担います。
GETは「データの取得」として捉えておくとのちほどのPOSTやPUTとの違いもスムーズになります。
サンプルコードのgetメソッドは以下のようになっています。
リクエストとしては「http://ドメイン/api-sample/5」のようになりますね。
メソッド内でidが5のトピックをデータベースから取ってくるよりが書かれています(青文字)。
@GetMapping("/{id}") //・・・②
public ResponseEntity<ApiSampleModel> searchTopicById(@PathVariable Integer id){
ApiSampleModel model= apiSampleService.findById(id);
return ResponseEntity.ok(model);
}
@PostMapping
@PostMappingはメソッドとPOSTの処理を行うURLを紐づける役割を担います。
POSTは「データの登録」として理解すると良いでしょう。会員登録フォームから情報を入力して、DBに登録する際に利用します。
サンプルコードのpostメソッドは以下のようになっています。
リクエストとしては「http://ドメイン/api-sample/createTopic」になりますね。
引数のフォームの情報をもとにDBに新規登録する処理が記載されています(青文字)。
@PostMapping("/createTopic") //・・・③
public ResponseEntity<ApiSampleModel> createTopic(@RequestBody ApiSampleForm form){
ApiSampleModel model = apiSampleService.addTopic(form.getTitle(),form.getContent());
return ResponseEntity.status(HttpStatus.CREATED).body(model);
}
@PutMapping
@PutMappingはメソッドとPUTの処理を行うURLを紐づける役割を担います。
PUTは「データの更新」として理解すると良いでしょう。もともと存在するデータを書き換える時に使用します。
サンプルコードのputメソッドは以下のようになっています。
リクエストとしては「http://ドメイン/api-sample/3」のようになりますね。
引数のidのトピックをフォームの情報をもとに更新する処理が記載されています(青文字)。
@PutMapping("/{id}") //・・・④
public ResponseEntity<ApiSampleModel> editTopic(@PathVariable Integer id,@RequestBody ApiSampleForm form){
ApiSampleModel model = apiSampleService.updateTopic(id,form.getTitle(), form.getContent());
return ResponseEntity.ok(model);
}
@DeleteMapping
@DeleteMappingはメソッドとDeleteの処理を行うURLを紐づける役割を担います。
Deleteは「データの削除」になります。
サンプルコードのdeleteメソッドは以下のようになっています。
リクエストとしては「http://ドメイン/api-sample/5」のようになりますね。
メソッド内でidが5のトピックを削除する処理が書かれています(青文字)。
@DeleteMapping("/{id}") //・・・⑤
public ResponseEntity<Void> deleteTopic(@PathVariable Integer id){
ApiSampleModel model = apiSampleService.deleteTopic(id);
return ResponseEntity.status(HttpStatus.NO_CONTENT).build();
}
終わりに
本記事はここまでとなります。
本記事で記載しているサンプルコードについては、下記の記事で詳しく解説しています。
もしよろしければ合わせてご覧ください。
最後にSpring学習のおすすめ教材を紹介します。
多くの方に支持されている人気商品です。気になる方は是非一度、覗いてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。ご指摘等がございましたら頂けますと嬉しいです。
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