はじめに
Web系のバックエンドだとPHPの案件が多いみたいだね。
PHPを学習してエンジニアを目指そうと思うんだけど、
どのようなことを勉強すればいいの？
未経験からエンジニア転職を目指したPHPの学習方法、教材等を紹介していくよ！
この記事では、未経験からエンジニア転職を目指す方向けのロードマップを紹介します。
対象言語はPHPとしています。
下記にバックエンドエンジニア向けのおすすめUdemy講座も紹介していますので、
是非、併せてご覧ください！
概要
本章では、ざっくりとポートフォリオ作成までにどのような手順が必要かを紹介します。
次章以降で、各項目についての具体的な学習方法を記載していきます。
- プログラミングを知る
Progateというオンライン学習サービスを利用して、プログラミングがどんなものかという感覚を掴んでいきます。
- PHPの基礎を学習する
このロードマップの中で最も重要な箇所です。条件文やfor文、オブジェクト指向などPHPの基礎を固めていきます。このフェーズでしっかり基礎を叩き込んだかどうかが、この後のフェーズに大きく影響してきます。インプットよりもアウトプットを重視して、空でも手を動かせることを目標にしていきましょう。
- 最低限のHTML,CSSを学習する
最低限、HTMLの基本的なタグの使い方、CSSの適用方法を理解できれば問題ありません。
後ほどのLaravelの学習、ポートフォリオ作成フェーズで使用しているうちに必要な事項は身についていきます。
- ターミナル操作、Gitを学習する
ターミナル操作ではコマンドベースのディレクトリ作成、ファイル操作等を身につけます。
のちほどのデプロイフェーズで使用する知識となります。
また、ソースコード管理に使用するGitについても学習していきます。
- SQLを学習する
データベースを操作するためのSQLを学習していきます。SQLについては短期間でアウトプット中心の学習をすることで効率よく身に着けることができます。データの挿入、削除、更新処理について一通り、空で書けることを目指しましょう。
- Laravel（PHPのフレームワーク）を学習する
一般的に、Webサイトを作成する場合、フレームワークを使用することが多いです。
フレームワークを使用することで、効率よくWebサイトを作成することができます。PHPのWebサイト開発で最も主流なフレームワークの一つである「Laravel」について学習していきます。
- ポートフォリオを作成する
未経験からのエンジニア転職時には、ポートフォリオがあると良いでしょう。
現在は書籍やオンラインで色々なアプリケーションを作成できるので、一つ作成したものをベースに自分なりに機能追加を加えていき、作成することをお勧めします。
プログラミングを知る
Progateというオンラインサービスを利用していて、プログラミングがどのようなものか感覚を掴んでいきます。
下記のリンクより、PHPの学習レッスンを確認できます。I〜IVまであり、可能であれば最後まで取り組んでいきましょう。何周するかは特に重要ではないと考えています。8割くらい理解できるまで行いましょう。また、ここでは「プログラミングを知ること」が目的ですので、「道場モード」はこの時点では不要であると考えています。
PHPの基礎を学習する
Progateで学習した事項を復習しつつ、アウトプットを繰り返し行うことで知識を定着させていきます。
条件文やfor文、オブジェクト指向などPHPの基礎を学習していきます。このフェーズでしっかり基礎を叩き込んだかどうかが、この後のフェーズに大きく影響してきます。アウトプットを重視して、空でも手を動かせることを目標にしていきましょう。
また、この時点でIDE（開発ツール）をご自身の環境に導入することをおすすめします。
個人的におすすめはVisual Studio Codeです。エンジニアなら誰もが知っているくらい有名で、多くの言語に対応していることも魅力的です。
https://code.visualstudio.com/
以下にこの段階の学習でおすすめの書籍やオンライン教材を記載します。
①よくわかるPHPの教科書 【PHP7対応版】
個人的にPHPの入門書としてはベストかなと考えています。PHPを初めて学ぶ人でも読みやすいことはもちろん、仕事で使うような実務に近いプログラムまで学習することができます。MySQL、MariaDBも学習でき、最終的には掲示板のようなWebアプリケーションの作成を通じてCRUD操作まで学習することができます。
②確かな力が身につくPHP超入門
PHPの基礎構文について丁寧に解説されています。データベース の基本操作も学ぶことができコストパフォーマンスも高いです。読むだけでなく、書籍中のコードを模写して理解することを意識しまししょう。ちなみに、第二版が予約受付中（2022/9/10現在）のようです。
③いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室
少し古いですが、こちらもわかりやすさが好評の大変人気の商品です。
続編の「気づけばプロ並みPHP 改訂版–ゼロから作れる人になる!」ではショッピングサイトをゼロからフルスクラッチで作ることができます。ポートフォリオのベースにすることもできるでしょう。
④ちゃんと学ぶ、PHP+MySQL（MariaDB）入門講座
動画派の人はこちらがお勧めです。①の書籍と同じ講師のたにぐちさんの講座です。
PHPの基礎知識はもちろん、セッション、クッキー、
正規表現など痒いところにも手が届く講座の印象です。
また、MySQLを使用して、データベース、SQLの基礎も習得し、最終的には掲示板の作成を通じて
CRUD操作を一通り学ぶことができます。なぜ、この一文が必要か？というところまで踏み込んで解説があり、効率よく理解してくことができますよ！
最低限のHTML,CSSを学習する
バックエンドのエンジニアでも最低限のHTML,CSSの知識は必要です。
特にフォーム周りを重点的に学習しましょう。但し、ここに時間を割き過ぎるのは得策ではないので、
短期間で集中的に取り組んでいきましょう。現段階では最低限、理解しておいて最終的にポートフォリオを作りながらより力をつけていくとよいでしょう。
下記のProgateの初級から中級まで、またはドットインストールで学習していくと良いでしょう。
ターミナル操作、Gitを学習する
ターミナル操作ではコマンドベースのディレクトリ作成、ファイル操作等を身につけます。
のちほどのデプロイフェーズで使用する知識となります。
また、ソースコード管理ツールとして、多くの現場で使用されるGitについても学習していきます。
学習教材としては、以下のUdemyが大変おすすめです。
①もう怖くないLinuxコマンド。手を動かしながらLinuxコマンドラインを5日間で身に付けよう
②Git： もう怖くないGit！チーム開発で必要なGitを完全マスター
SQLを学習する
データベースを操作するためのSQLを学習していきます。SQLについては短期間でアウトプット中心の学習をすることで効率よく身に着けることができます。」スッキリわかる入門シリーズがおすすめです。これ一冊をしっかり身につければ、未経験からのエンジニア転職に必要な知識は十分身に付きます。
「PHPの基礎を学習する」の教材の中で触れている方は短期間で終えることができると思います。
Laravel（PHPのフレームワーク）を学習する
PHPのWebアプリケーションで最も主流なフレームワークの１つである「Laravel」について学習していきます。Laravelの学習教材としては以下がおすすめです。
ここまでこなせば、未経験からバックエンドエンジニア（PHP）として転職するための技術はついています。
あとは必要に応じてポートフォリオを作成し、転職活動に励むのみです。
①PHPフレームワークLaravel入門 第2版
laravelの書籍といえばこれ！！というくらい圧倒的な人気書籍です。
体系的にLaravelを学習するにはもってこいです。１周目は少し理解が難しい箇所があるかもしれませんが、繰り返し読んでコードを書いていくうちに理解が進んでいきます。
②PHPからLaravelまで サーバーサイドをとことんやってみよう【初心者から脱初心者へ】【わかりやすさ最重視】
UdemyでLaravelを学ぶならこちらがお勧めです。
この講座はPHP~フレームワークのLaravelまで基礎知識を習得することができます。
Laravelを使用したポートフォリオを作成する前の下準備として、一通り受講するとスムーズにポートフォリオ作りに進むことができるでしょう。
ポートフォリオを作成する
Laravelまで学習を終えたらいよいよポートフォリオの作成です。１から設計して完全オリジナルのアプリケションを作るのもいいですが、未経験には少々ハードルが高いです。教材で作成したアプリケーションをベースにオリジナル機能等を追加して、作成していく方針をお勧めします。
その際、下記のtechpitの教材がお勧めです。Laravelの教材も豊富です！
https://www.techpit.jp/courses/category/Laravel
終わりに
本記事はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。ご指摘等がございましたら頂けますと嬉しいです。
引き続き、プログラミングについて定期的に発信していきますのでよろしくお願いします！
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