【合格体験記】学習期間1ヶ月で基本情報技術者試験に合格した勉強方法

【合格体験記】学習期間1ヶ月で基本情報技術者試験に合格した勉強方法 資格
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1.はじめに

基本情報技術者試験はエンジニアはもちろん、その他の業種でも多くの方が受験する資格試験の一つだと思います。

私は2021年7月よりエンジニアとして働き出したばかりですが、同年12月に無事合格することができました。

なかなか学習する時間を確保できない中、どのように効率よく資格取得できるかを考え戦略を立てました。今回はその戦略をまとめていきます。

なお、本記事では試験の概要、出題範囲等の説明については割愛していますのでご了承ください。

この記事で分かること
  • 基本情報技術者試験を効率よく合格するための学習方法、戦略
  • 実際に使用したおすすめの学習教材
  • 午後試験のおすすめ分野

 2.学習時のスペック

受験時のわたしのスペックは以下の通りでした。
・大学は理系ではあるが、情報系とは無縁。
・エンジニアとして働きだしてから4ヶ月
・ITパスポート、Java Silver取得済

 3.学習期間、試験スケジュール

以下のようなスケジュールで学習、受験をしました。
10月1日から学習を開始し、11月13日に午後試験というなかなかハードなスケジュールでしたので、
十分な対策をすることができず効率よく学習する必要がありました。
学習時間の比としては午前試験:午後試験が3:7といったところでしょうか。

時期内容学習時間
21年10月1日学習開始1日平均4時間
21年10月31日午前試験
21年11月13日午後試験

 4.試験結果

試験結果は以下の通りでした。
合格のためには午前試験、午後試験ともに60%を超える必要があります。
結構ギリギリでしたが、もともと高得点は狙えるような学習をしていないので概ね想定どおりでした。

・午前試験 
午前試験結果

・午後試験
午後試験結果

 4.利用した書籍等

学習にあたり以下の書籍、Webサイトにお世話になりました。

【午前試験対策】
・キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

王道ですね。ざっくりとインプットするために1週間で1週回しました。

過去問道場
・CBT方式になり、より実際の試験に近い環境で学習するために過去問道場を使用しました。

【午後試験対策】
・うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 福嶋先生の集中ゼミ
午後試験対策のうち最も山場となるアルゴリズムについては個別に対策しました。

・基本情報技術者 午後試験対策書 (試験対策書シリーズ)
午後試験はこちらの書籍にお世話になりました。過去問の中でも学習効果の高いものを抽出してくれているため効率よく学習することができました。

過去問道場
午後試験でもこちらのサイトにはお世話になりました。

基本情報技術者 Java言語対策 第2版 (言語対策シリーズ)
選択問題は普段触れているJava一択でした。
知識としては足りていたのですが、試験で狙われやすいところを把握するためにざっと確認しました。

 5.試験戦略(午前試験)

午前試験は以下のような戦略で学習をしていました。
出題量が多く、午後試験にも多く出題されるテクノロジ系を中心に学習していました。

【戦略】
・テクノロジ系の学習を中心に行う。
・時間の許す限り、ひたすら過去問道場で演習する。(間違えたところはメモして直前に見直す。)

【理由】
・午前試験は試験問題80問のうち、50問がテクノロジ系、10問がマネジメント系、20問がストラテジ系
・午前試験は過去問からも一部、出題される。

【対策】
キタミ式で概要を掴んだら、あとはひたすら過去問演習をしました。私は4年分しかできませんでしたが、時間の許す限り多くやっておくと良いと思いました。
・キタミ式1週(テクノロジ系のみ3週)
・過去問道場4年分(8回分)

 5.試験戦略(午後試験)

午後試験は以下のような戦略で学習をしていました。
アルゴリズムが安定しなかったので、確実に5割得点することを目指し、他で補う方針としました。

【戦略】
・アルゴリズムは5割を目指す。
・情報セキュリティ、ソフトウェア開発(Java)で8割を目指す。
・選択問題はデータベース、ネットワークに重点を置く。ソフトウェア設計、マネジメント系、ストラテジ系については出題傾向を把握する程度。
・ハードウェア、ソフトウェアは捨てる。

【理由】
・アルゴリズムの過去問を何問か解いてみて、完答できるときもあれば1,2問しか解けないときもあり安定しなかった。
・情報セキュリティは過去問の出題傾向が例年似ており、安定して得点しやすい。
・データベースはソフトウェア設計や情報セキュリティと関係するところがあり、苦手分野としてはいけないと考えた。また、比較的短時間で解くことができ他の問題に時間を割くことができる。
・ネットワークは情報セキュリティと関わりがあり、どちらの分野の学習にもなる。
・ハードウェア、ソフトウェアは出題範囲が広くかつ難易度も高い。他の分野との関連性も薄い。
・ソフトウェア設計、マネジメント系、ストラテジ系の選択問題は午前試験程度の知識があれば、その場で答えられることも多い。

【対策】
・アルゴリズムは「うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2021年版 福嶋先生の集中ゼミ」
を1週したのみ。トレースを意識して演習し、解けそうな問題を見極めて短時間で5割以上得点することを意識した。
・「2021 基本情報技術者 午後試験対策書 (試験対策書シリーズ)」を1週(アルゴリズムを除く)
・過去問道場(情報セキュリティ、ソフトウェア開発(Java)、データベース、ネットワークの4分野のみ)を5年分(書籍と重複する問題は除く。)

 6.終わりに

最後まで読んでくださりありがとうございました。初心者には少しハードルの高い試験ですが、業務を行う上でも役に立つ試験だと思うので、ぜひ挑戦してみてください!
一人でも多くの方の参考になりましたら嬉しいです!引き続き、プログラミングについて定期的に発信していきますのでよろしくお願いします!
また、もしよろしければtwitterもフォローしていただけると嬉しいです!🐢

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