【エンジニア転職】SES企業の面接官に聞くべきこと9選

【エンジニア転職】SES企業の面接官に聞くべきこと9選 転職活動
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はじめに

こんにちは。みどりがめです🐢。私は2021年7月よりSES企業でエンジニアとして働いています。
私は転職活動時、合計5社のSES企業様から内定をいただきました。

SES企業は一般的に「ブラック」、「やめておけ」などとマイナスのイメージを持たれることが多いです。(私もそうでした。)

一方で私の現在の就業状況は以下の通りです。快適に働けていますし、私だけではなく周りの同期も充実したエンジニアライフをおくれています。

  • 週2出社(フルリモート可で出社は任意)
  • 開発経験詰める(モダンな技術)
  • 月残業時間20時間程度
この記事で分かること
  • ホワイトなSES企業の特徴と面接時に注意するべきポイント
  • ホワイトな(又はブラックな)SES企業を見極めるための質問
  • SES企業との面接時の心構え

1年間SES企業に勤めた感想等は以下の記事で詳細に記載しています。併せてご覧ください!

私は転職活動においてSES企業様と面談した際には必ず、「これでもか!!!」ってくらい聞きたいことを質問していました。その結果、ホワイトSES企業に就職することができたと考えています。SES企業はインパクトが強いブラック企業が目立ってしまっているだけでホワイトな企業もたくさんあります。今回は私の体験も踏まえて、ホワイトSES企業に入るために聞くべき質問を紹介していきたいと思います。

SES企業に入るメリットについては以下で解説していますので、もし良ければ合わせて参考にしてください。

前提条件

本記事での質問は基本的に内定を頂いた後の内定承諾検討期間に行っていました。
理由としては単純で、突っ込んだ質問が多く、面接で聞くと合否そのものに影響してしまう恐れがあったからです。
面接担当者の方には申し訳ないのですが、受験者視点では、まずは内定が欲しいものです。内定を頂いてから「本当にこの企業でいいのか?」、「聞き逃したことは本当にないか?」など
じっくり考えて本当に聞きたいことを遠慮せずに質問するべきだと思います。
質問したことに対して企業様に拒まれることはありませんでした。ミスマッチはお互いメリットが無いので、正直ベースで話してくださる企業様が多かったです。

よく聞いていた質問9選

エンジニアの平均在籍年数はどのくらいですか?

この質問は必ずといっていいほど、聞いていました。
ホームページ等に公開されている平均在職年数は内勤(事務)の方も含んでいることが多いんです。
見かけ上、長く在籍している方が多そうに見えてもエンジニアの在籍年数は1年未満…..なんてことがあるかもしれません。SESと自社開発の2つの事業を行っている企業の場合は、「自社開発の方は含めず、SESで働かれているエンジニアの平均在籍年数はどのくらいですか?」と更にターゲットを絞って聞くと良いです。この質問の回答に対する答えがあまりにも短い場合、何かしら問題がある可能性が高いです。

社員の満足度を表す指標はありますか?

優良なSES企業では、社員の満足度を高めることを大切にします。長く在籍してもらうほど単価も上がり企業の利益にも繋がりますし、評判もよくなり企業の成長にも繋がるためです。
社員に現場の就業状況や満足度について、アンケートを取っていて、それらをデータ化している企業はブラック企業である可能性は低くなります。それを内定者に対して公開できるということは、それなりに満足して働いている社員さんが多いということになります。ホワイト企業である可能性も上がるでしょう。

資格補助制度や技術書補助制度などの福利厚生はありますか?

この質問の意図は1つ上の「社員の満足度を表す指標はありますか?」と似ています。
エンジニア自身が成長することで、お客様からの評価も高くなり、ひいては会社への評価へとつながっていきます。「企業とエンジニアがWINWINの関係を構築することを目指している姿勢が見えるかどうか」はSESは企業を見極める重要な観点だと思います。

給与制度・評価制度は明確に定まっていますか?

ホワイト企業の条件として給与制度、評価制度が明確に決まっていることが挙げられます。
どのような評価基準を採用(定量化しているかもチェック)していて、評価に対して昇給金額が明確に決まっているのかといった観点で判断すると良いでしょう。ブラック企業はこのあたりが曖昧で結果として、数年勤めたのに全然昇給しない。なんてことがあるようです。
また、給与制度と合わせてホワイトSES企業は比較的年収が高い傾向にあります。ボーナスがしっかり出て、残業代や交通費が支給されることもポイントです。

平均残業時間を教えて下さい。また残業代は支給されますか?

ホワイトなSES企業は、残業時間が少なく、ワークライフバランスに優れています。SESでは技術者を派遣し、提供した労働力の対価としてお客様から報酬を得ます。つまり派遣先でエンジニアが稼働しただけ費用が生じます。さらに、残業時間については割増で費用が生じます。それなのにも関わらず、残業代が発生しない状況ではエンジニアの不満も募ってしまいますね。

エンジニアの有給取得率を教えて下さい。

有給取得率を質問することで以下2つのことを考察することができます。
①現場の繁忙度が高い…有給取得率が低くなってしまう原因として派遣先の労働環境が劣悪である可能性があります。一般的な企業であれば、前もって有給取得を相談しておけば基本的には習得可能です。しかし、劣悪な環境では、習得できないほど繁忙度が高い可能性もあります。
②会社がエンジニアの満足度に注意しているか…上述したように、質問するときに私が最も重要視している観点の1つです。優良なSES企業では、エンジニアの労働環境が劣悪だった場合、営業担当社が派遣先企業に有給取得や残業時間についての勧告等を行います。また、エンジニアのメンタルケア等も含めて定期的な面談等が実施されている場合も多いです。有給取得率が著しく低い場合、現場に出たら放ったらかしで、エンジニアのケアが十分に行われていない可能性があります。

案件の受け先について元請けやエンドユーザーは何%程度ありますか?

企業が元請けやエンドユーザーと直接取り引きしているかも確認しておきたいポイントです。下請けばかりの会社よりもエンドユーザー企業をクライアントに持っている会社の方が、担当できる業務内容が幅広く給料も高くなることが多いです。
2次受け、3次受けと層が深い場合には、単価が安かったり、Excelなどの単純作業が多く成長できないなどのデメリットがあるリスクが高くなります。案件として元請けやエンドユーザーがどの程度あるかは要チェックです。

研修のスケジュールやカリキュラムの概要を共有いただくことは可能でしょうか?

SES企業では未経験のエンジニアを採用することも多いため、研修等を行って現場に入るために必要な技術力を取得できます。この研修のカリキュラムやスケジュールを聞くことで具体的にどのようなことを学習するか想像することができます。
また、研修で学ぶ内容は必然的にその会社からの派遣先の現場でよく使う技術となります。自分が学んでいきたい技術とマッチしているか?という観点で質問すると良いと思います。

待機期間の給与形態について教えて下さい。(満額でますか?)

現場に派遣されるまでの待機期間中の給与についても確認する必要があります。
「待機期間は6割支給」、「研修期間は給与なし」というような会社も結構あります。
研修期間の2,3ヶ月だけならともかく、待機期間の減給は結構厳しいです。
ホワイトなSES企業では常に満額の給与が支給されます。必ず確認しておきましょう。

終わりに

本記事はここまでとなります。参考になる内容が1つでもあれば嬉しく思います。
ご覧いただきありがとうございました。ご指摘等がございましたら頂けますと嬉しいです。
引き続き、プログラミングについて定期的に発信していきますのでよろしくお願いします!
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