【初心者向け】コンテキスト図とユースケース図を使用してユースケース分析を行う

【初心者向け】 コンテキスト図とユースケース図を使用してユースケース分析を行う 要件定義
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はじめに

ぴんくうさぎ
ぴんくうさぎ

初めての要件定義!!わくわく♫

と言っても何すればいいんだ..??

みどりがめ
みどりがめ

まずは、誰が、どんな目的でシステムを利用するかを

明確にするためのユースケース分析を行うことが多いよ!

今回はユースケース分析での具体的な成果物となる「コンテキスト図」

「ユースケース図」について学んでいこう!

ユースケース分析とは

誰がどんな目的でシステムを利用するかを想定して、視覚的に図化することを指します。

ユースケース分析の目的

ユースケース分析の目的は以下の通りです。これらを達成できるならばユースケース分析としては、十分達成できていると考えられます。

  • 開発者目線ではなく、ユーザー目線の視点を得られる。
  • 開発者側とビジネス側で認識の共有ができる。
  • 作成するシステムに対する利用イメージが明確化できる。
  • 対象のシステムでできること、できないこと明確化できる。

コンテキスト図

コンテキスト図は以下の目的で作成します。

  • 登場人物(アクター)を明確にすること
  • 登場人物(アクター)がシステムに対してどのような操作を行うのかを明確にすること
  • 対象のシステムのスコープとそれに関連する外部システム、サービスを明確にすること

例として、タスク管理システムのコンテキスト図を以下に示します。
青枠部が、実際の業務フローから想定される関連するシステムやツールになります。
そして、赤枠部が今回対象とするタスク管理システムの責務範囲となります。

コンテキスト図

ユースケース図

ユースケース図は以下の目的で作成します。

  • 「ユーザー目線」でシステムで「何ができるか」を表現すること
  • 「いつ」「誰が」「どんな目的で」システムを操作するのかを明確にすること

例として、タスク管理システムのユースケース図を以下に示します。
青枠部が今回対象とするタスク管理システムの範囲で、各アクターがどのような操作をするかを示しています。「タスクを登録、削除」、「WBSを作成、更新、削除」の操作については管理者からしか線を繋いでいません。これは管理者のみ操作できることを示しています。

ユースケース図

終わりに

本記事はここまでとなります。

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